落ち込んだとき、悲しいときに・・
先日、お母様がご病気になってしまい急遽、帰省されるため年末で休会された方がいらっしゃったのですが、
その方(D様)が以前にご紹介してくださった知人の方が、たまたまご入会くださったので、そのことでいくつかD様への確認事項があり、恐縮しながらも久しぶりにご連絡をいたしました。
しばらくお電話を通して話をしている中で、お母様が亡くなられたことを告げられました。
以前からお母様のご病気の話を聞いていたため、すぐには言葉がでなかったのですが、
D様の方から
「4月からノアにもどりたいんです。」
「実は母は亡くなって・・・
本当は、すごく落ち込んでいてテニスができるかどうかもわからないけど、でも、テニスをしないとずっと落ち込んでしまいそうで・・・」
と、話してくださいました。
このお話を聞いたなかで、落ち込んだり悲しくてどうしようもないとき、どれだけの方が「ノアに来たい!」と思ってくださるだろうか、と考えさせられました。
友達や家族など、支えてくれる「人」はいても、気持ちを支えたり切り替える場所として、「ノア」がある方が、今の当校にどれほどいらっしゃるか・・・正直いってわかりません。
けれどD様にとっては、ノアが心の居場所になっているようでした。
D様は、他のスクールにも同時に通っていたそうですが、電話の後半で「ノアの方は優しくて・・・」と涙声で言いながら、「もう一つのスクールは、母の状況を伝えたのにも関わらず、いつ手続きにこられますか? と冷たく言われ、本当に悲しかったんです。」とお話しされました。
『「テニスを通して」幸せになっていただき、健康になっていただき、人生を豊かにしていただきたい!』
私たちノアが掲げる、まさにその想いがお客様にお伝えできた気がして、目の前に光が差し込んだようでした。そして、世の中には、楽しいことばかりでなくつらいこともたくさんあり、人それぞれの人生がありますが、今通ってくださっている生徒の皆さまにとって「ノア」が少なくともその一部にあるんだということを、改めて感じました。